生成AIを家庭用ネットワークカメラに“初”搭載 映像内容を日本語で説明

IoT/スマートホーム製品を開発するアトムテックは2024年6月25日、GPTによる生成AIを搭載したスマートホームカメラ「ATOM Cam GPT」(アトム カム ジーピーティー)の販売を開始した。

ATOM Cam GPT

ATOM Cam GPT

カメラで撮影した映像を認識・分析し、GPT技術によりその内容を説明する文章を日本語で生成できることが大きな特徴。この生成AI技術を「Atom Intelligence」と呼び、以下5つの機能を実装しているという。

(1)画像付きプッシュ通知に、内容が一目でわかるように「イベントの文字要約を提供」
(2)画面内で対象物が迅速に発見できるように、物体の一括認識と正確な位置特定を提供(物体認識)
(3)キーワードを入力するだけで対象の動画を素早く絞り込むことが可能な「スマート検索」
(4)「テーマをタグとして設定」しておけば、カメラが内容を監視し、検出時にプッシュ通知を送信
(5)特定の時間帯に発生した類似する内容の動画をまとめ、文字で説明を加えて閲覧しやすくする(ビデオクラスタリング)

同社によると、GPTによる生成AIを家庭用ネットワークカメラに搭載した始めての製品となるという。

また、同カメラのAIサービスとして、食事の記録、赤ちゃんやペットの行動観察、キャプチャー映像すべての洞察といった有料サービスの提供も同時に開始する。サービスは専用アプリ「ATOMアプリV2」から利用する。

「Atom Intelligence」が映像を要約した日本語テキストを提供

「Atom Intelligence」が映像を要約した日本語テキストを提供

ほか、5メガピクセルのカメラ、4つのLEDライト 、セキュリティとプライバシー保護機能、独自のデュアルジンバルによるコンパクトな筐体なども特徴という。

同社公式サイト「ATOMストア」で販売する。価格は6280円(税込、送料別)だが、先着2万台までは特別価格4980円で提供する。

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