双日テックイノベーション ネットワークインテグレーション事業本部 第一技術部 部長 尾﨑規広氏（中央）、
第一技術部 一課 課長 高見将弘氏（右）、事業推進部 一課 主任 西田奨氏（左）

「人口減少が激しい日本において、これまでと同じクオリティで今後もネットワークを運用できるかというと、人手だけでは全部できるとは思っていません」。こう断言するのは、STech I ネットワークインテグレーション事業本部 第一技術部 部長の尾﨑規広氏だ。

背景にあるのは、人手不足だけではない。年配の熟練者の退職が進む一方、ネットワークがますます複雑化していることも一因だ。

ネットワークの運用に携わる多くの人が尾﨑氏の意見に頷くと思うが、おそらくは解決策に関する考えも同じだろう。「人からAI/機械学習へと業務を手渡していかなければ、同じクオリティ、同じ対応はできません」と尾﨑氏は言う。AI/機械学習を活用して運用するAI/MLOpsは、唯一の解といっても過言でないだろう。

ただ、AI/MLOpsの具体的な中身は、実は千差万別だ。「一口に“自動化”といっても、個々のネットワークごとに要望は異なります。例えば、自宅の家電をAIスピーカーで制御したいといっても、やりたいことは家庭によって様々なはずです。ネットワーク運用の自動化も一緒で、お客様ごとに毎回オーダーメイドスーツをお作りするようなイメージです」（尾﨑氏）

では、STech Iは、次世代ネットワークにふさわしい“オーダーメイドスーツ”をどのようにあつらえてくれるのだろうか。