KDDI、ネットワークAPI提供を目指す合弁会社Adunaに出資

KDDIは2025年2月12日、エリクソンとグローバルキャリアが出資して参画する合弁会社Aduna(アドゥナ)への出資に2月7日に合意したことを発表した。

5Gを中心とした最新の通信技術はさまざまなビジネスへの活用が期待されている一方で、グローバル展開を前提とした5G活用ビジネスの開発にあたって、サービス開発者は各国キャリアのAPIごとに個別対応する必要がある。そのため、グローバルキャリアへの共通的なアクセスを可能とする共通APIの構築と提供が求められている。

そこでKDDIは2023年2月に通信事業者団体・GSMAが立ち上げた共通API構築に向けた「GSMA Open Gateway」構想に参画し、共通APIの規定策定を進めてきた。今回の出資によって、Adunaを通じたグローバルキャリア間での共通APIの実装を推進し、パートナー企業における最新の通信技術を活用したビジネス開発に貢献するという。

Adunaはデジタルサービスのイノベーションを促進するために、ネットワークAPIを世界規模で組み合わせて提供することを目指す企業。エリクソンのほか、AT&T、オレンジ、ドイツテレコム、Tモバイル、ベライゾン、ボーダフォンといったグローバルキャリア13社(KDDI含む)が同社に出資している。

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