BIGLOBEは2024年10月1日、バックボーンネットワークを大幅に増強したと発表した。福岡拠点の本格稼働およびロサンゼルス拠点の強化により、BIGLOBEにおけるバックボーンの総帯域は10.7Tbpsまで拡張したという。
今回の福岡拠点の新設により、九州においてコンテンツプロバイダーやインターネットサービスプロバイダ、クラウドサービス事業者などと相互接続(ピアリング)が可能となり、より安定した通信を実現する。さらに、日本とロサンゼルス拠点間の帯域は1.5倍の60Gbpsとし、米国との安定した通信を実現するとしている。
また、コンテンツプロバイダーやデータセンター事業者、SI事業者、インターネットサービスプロバイダーなど向けに提供している「BIGLOBE IPトランジットサービス」においては、従来から提供している東京・大阪に加えて、新たに福岡拠点での提供を開始する。これにより、九州における企業の顧客に対し安定した通信環境によるビジネス拡大を支援するとともに、災害などに備えたディザスターリカバリー体制の強化も実現するという。