シスコがWi-Fi 7 APの新モデル、オンプレでもMerakiでも区別なく使える

シスコがWi-Fi 7対応の新アクセスポイントを発表した。2024年11月から受注を開始しており、同12月から出荷を始める。Wi-Fi 7の高性能に加えて、AIを使った接続・設定の自動化やセキュリティ機能等を実装。Thousand Eyesと連携してインターネット、クラウドまでエンドツーエンドの可視化機能も提供する。

「このWi-Fi 7新製品は、シスコの開発部門の総力を結集したもの。非常に自信を持っている」

シスコシステムズ 執行役員 ネットワーキング事業担当の高橋敦氏がそう力を込める、Wi-Fi 7対応の新アクセスポイント(AP)がまもなく市場に投入される。

2モデル3製品のWi-Fi 7対応アクセスポイントを発売

2モデル3製品のWi-Fi 7対応アクセスポイントを発売

発売されるのは「CW9176」(空間ストリーム数:12)と、「CW9178」(空間ストリーム数:16)の2モデルだ。CW9176については、無指向性アンテナを搭載した「CW9176I」と、指向性アンテナ搭載の「CW9176D1」の2つを用意した。

両モデルとも、2.5/5/6GHz帯に対応し、4×4:4 MU-MIMOをサポートする。AI/ML技術を利用して各帯域での無線干渉を軽減する「Cisco CleanAir Pro」も実装した。

また、UWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線通信)を使って高精度な位置情報を取得できる機能を内蔵した点も特徴だ。

シスコシステムズの高橋敦氏と、ジョー・カッバーロ氏

シスコシステムズ 執行役員 ネットワーキング事業担当の高橋敦氏(左)と、米シスコシステムズ バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー Cisco ThousandEyes事業担当のジョー・バッカーロ氏

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。