SPECIAL TOPICシエナが「1波1.6T」を実現できた秘訣 最高峰の光技術を新領域へ水平展開

高速・大容量化に低遅延化、省エネ化と、通信ネットワークに突きつけられる要件が厳しさを増すなか、期待度が高まっているのが「光技術」だ。光通信の適用範囲を広げる「オール光化」が世界中で進展するなか、自社開発の技術を武器に攻勢をかけているのが、光伝送関連市場のリーディングベンダーであるシエナだ。その強さと新戦略に迫る。

光通信の適用範囲を拡大する“オール光化”の波が世界的に広がるなか、リーディングベンダーであるシエナは今、何を目指しているのか。日本法人 執行役員でシステムエンジニアリング本部長を務める今井俊宏氏によれば、同社は「市場における機会拡大」に向けて戦略の転換を推し進めているという。

業界最高峰を自負するデジタルコヒーレント光伝送技術を加入者系ブロードバンドやアクセス網、データセンター内といった新領域へも展開。さらに、自社開発した「主要コンポーネントを外部提供することで市場を拡大する」この取り組みは、国内の主要キャリアが注力するオール光ネットワークの実現にも貢献するものだ。

日本シエナコミュニケーションズ 執行役員 システムエンジニアリング本部長の今井俊宏氏

日本シエナコミュニケーションズ 執行役員 システムエンジニアリング本部長の今井俊宏氏

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