慶應AIセンターが開所式 KDDI、ソフトバンクも参加 「身体性AIなどで社会にインパクト与える」

「慶應AIセンター」の開所式のテープカットの様子

「慶應AIセンター」の開所式のテープカットの様子。写真中央左が慶應義塾長の伊藤公平氏。KDDI 取締役執行役員常務 CDO 先端技術統括本部長の松田浩路氏、ソフトバンク 専務執行役員 兼 CTOの佃英幸氏らも参列した

「AIそのものに関する最先端の研究を実施し、『これからのAI』を作り出していくセンターだ」――。慶應義塾は2024年9月24日、「慶應AIセンター」の開所式を開催。慶應義塾長の伊藤公平氏はこう述べた。

同センターは、慶應義塾と米カーネギーメロン大学が今年4月に結んだ次世代AI研究に関するパートナーシップに基づいて設立された。カーネギーメロン大学は、AI研究で世界トップの大学の1つ。

研究メンバー企業として、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ソニーリサーチ、トヨタシステムズ、KDDI、NEC、ソフトバンク、東京海上ホールディングス、TOPPANホールディングスの9社も参加するほか、マイクロソフトもプロジェクト協力企業として名を連ねている。

伊藤塾長によれば、慶應AIセンター設立の「最初の背中を押した」のは、ラーム・エマニュエル駐日米国大使だ。今年3月4日、エマニュエル大使からランチに招かれた伊藤塾長は、岸田首相の4月の訪米に間に合うように、「AI分野でアメリカの大学とのパートナーシップを一緒に作り上げよう」と提案されたという。

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