NTTドコモの2012年度通期決算は増収減益、2013年度は「スマートライフのパートナー」を目指す

NTTドコモは2013年4月26日、2012年度通期決算を発表した。営業収益は前年度比5.4%増の4兆4701億円、営業利益は同4.3%減の8372億円と増収減益だった。スマートフォンの販売台数が同50.7%増の1329万台と大きく伸び、パケット収入も同6.1%増の1兆8939億円となり営業収益に貢献する一方、「月々サポート」などが減益に影響した。

NTTドコモの加藤薫社長

2012年度は、MNPの転出増により純増数で苦戦が続いた。なかでもiPhone 5が発売された9月から11月の流出は深刻だったが、春商戦は「一押し」のXperia Zの販売が2カ月半で約63万台と好調だったほか、学割を中心とする家族割引サービスもあり、「第4四半期は回復の兆しが見えてきた」と加藤薫社長は語った。

2013年度については、営業収益が前年度比3.8%増の4兆6400億円、営業利益は同0.3%増の8400億円を目指す。また、純増数は同44万増の185万契約、総販売台数は同95万増の2450万台、このうちスマートフォン販売台数は同271万増の1600万台を目標に掲げる。2012年度は総販売台数に占めるスマートフォンの割合が3分の2だったが、2013年度は4分の3になるという。

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