米Zoom Video Communications(Zoom)の日本法人であるZVC JAPANは2024年4月12日、同社の最先端テクノロジーや活用事例などが披露されるリアルイベント「Zoom Experience Day Spring」を開催する。
同イベントは、Zoomの新製品、ロードマップを紹介するキーノートから、Zoom製品を導入しているユーザー企業による事例セッション、ZoomのエキスパートによるZoom製品のセッション、Zoomおよびパートナー企業による展示・体験コーナーまで「AIの活用と働き方の未来に不可欠なコミュニケーションとコラボレーション」に関する最新トレンド、技術情報を学び、参加者同士でネットワーキングを行う場として、2023年より始まったイベントだ。
昨年開催された「Zoom Experience Day Spring」の様子
今回のテーマは、「AI活用と働き方の未来:電話のクラウド化 最前線」。クラウドPBXサービス「Zoom Phone」の利用者がグローバルで700万人を超え、日本でもZoom Phoneを利用する企業が増加し、大手企業から中堅中小企業まで、電話のクラウド化に注目が高まっているなか、今年は規模を拡大して開催する。
午後1時15分から行われるキーノートでは、ZVC JAPAN 代表取締役会長兼社長の下垣典弘氏と、同社 技術営業部 執行役員の八木沼剛一郎氏が登壇し、「AI活用による働き方の未来」と題したZoomのビジョンや最新製品ロードマップ、最新ソリューション等を通じ、AI時代に求められるコミュニケーション、コラボレーションの働き方の未来につながるアプローチを解説する。
日本航空、大丸松坂屋百貨店などが事例セッションに登壇
Zoom製品を利用しているユーザー企業による事例セッションも行われる。大丸松坂屋百貨店は「Zoom Phoneの導入と活用」を、電子部品メーカーのミネベアミツミは「Zoom Phoneによるコミュニケーション変革」をテーマに講演。日本航空(JAL)や船井総合ホールディングスも登壇する。
さらに、Zoom Phoneの導入を検討されている企業向けのセッション、自社サービスに高品質なビデオ通話を組み込み可能な「Zoom ISVパートナープログラム」や、コンタクトセンター向けクラウドサービス「Zoom Contact Center」など、Zoom Phone以外の製品についても紹介される。
スペシャルセッションでは、慶應義塾大学大学院 前野教授が「ウェルビーイング」をテーマに講演
見どころはキーノートや事例セッションだけではない。慶応義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授の前野隆司氏によるスペシャルセッションも見逃せない。従業員のウェルビーイング(心身と社会的な健康)実現に向け、テクノロジーとどう向き合うべきか紐解いていく。下垣氏との対談も実施予定だ。
また、同イベントの展示エリアでは、Zoom Phone、Zoomの生成AIアシスタント「Zoom AI Companion」を体験できるほか、日本HP、Neatframe、DTEN Japan、レノボ、GNオーディオジャパン、ロジクールによる最新デバイスの展示から、KDDI、NECネッツエスアイ、日商エレクトロニクス、CTCエスピー、野村総合研究所、イトーキによるソリューションも紹介される。イベント参加者同士や登壇者との交流の場「ネットワーキングレセプション(招待制)」も用意されている。
Zoom Experience Day Springのイベント参加は無料。クラウドPBXへの関心、Zoom Phone製品の導入を検討しているユーザー企業をはじめ、AI時代に必要な新たなコミュニケーション、コラボレーションの最前線を肌で感じてみたい方は、ぜひ参加してみてほしい。
<Zoom Experience Day Spring>
開催日時:2024年4月12日(金)
詳細・申込みはこちら
https://zm.me/ZoomExpDay24Spring_TelecomAdvert