NTTドコモがLTEサービス「Xi」対応タブレット2機種を発表

NTTドコモは2011年9月8日、下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部屋内施設では下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)のLTEサービス「Xi」に対応したタブレット端末「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」「ARROWS Tab LTE F-01D」を発表した。両機種とも最新のタブレット向けOSであるAndroid 3.2に対応するとともに、デュアルコアCPUを搭載する。

NTTドコモの山田隆持社長(中央)

「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」(サムスン電子製)は、10.1インチの大画面ディスプレイでありながら薄さ約8.6mm、重さ約565gを実現している。また、7000mAhと大容量のバッテリーを備える。

薄さ約8.6mmの「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」

「ARROWS Tab LTE F-01D」は富士通初のタブレット端末で、IPX5/IPX7の防水性能とワンセグを搭載する。「ハンドジェスチャーコントロール機能」により、手が濡れていたり、料理中で手が離せないようなときでも画面に触れずに操作することも可能だ。

防水とワンセグ機能を搭載する「ARROWS Tab LTE F-01D」

ドコモでは、タブレットの新機種の発売に合わせてXiの高速・大容量・低遅延を活かした新しいサービスも開始する。

「hulu(フールー)」は、米国で3000万のユーザーを持つ動画配信サービス。月額1480円の定額でハリウッド映画や海外ドラマなど数千本のコンテンツが見放題となる。同じく動画配信サービスの「JOCKEY(ジョッキー)」は、吉本興業に所属している芸人が、その日のニュースや旬な話題をテーマにした情報バラエティ番組を毎日約10本配信する。

「Qik ビデオ for DOCOMO」は、Skype社が提供する映像コミュニケーションサービスで、ビデオチャットやビデオメール、アーカイブ&ギャラリーなどができる。

NHN Japanの「G CLOUD」は、クラウド上でゲームを提供するオンラインゲームサービス。サーバー上で処理された内容が画像に転送されるので、外出先ではタブレット端末、自宅ではPCといったマルチデバイスで楽しむこともできる。

また、法人向けとして、iDeepはXi対応クラウドサービス「teleOffice」を提供する。資料や動画をクラウド上に登録することで、PCやタブレット端末、スマートフォンといった手持ちの端末で共有できる。遠隔地にいる相手ともホワイトボードを通じて、書かれた内容を同時に確認・把握することが可能だ。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。