フルノシステムズがWi-Fi 7対応APを7月発売、多数接続時の性能が向上

フルノシステムズは2025年4月21日、無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)」シリーズの新製品として、Wi-Fi 7(IEEE802.11be)対応機種「ACERA EW750」を開発したと発表した。2025年7月の発売を予定している。

Wi-Fi 7対応無線LANアクセスポイント「ACERA EW750」

Wi-Fi 7対応無線LANアクセスポイント「ACERA EW750」

本製品は、同社のWi-Fi 7対応APとして2機種目となる。主な特徴として、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの周波数帯を使用し、伝送速度は合わせて理論値で9335Mbpsとなる。これにより、PCやスマートフォンなどの端末を同時に多台数Wi-Fi接続した際のスループット(データ処理能力)が、従来のWi-Fi 6対応機種と比べて約5.3倍に向上するという。

動作温度範囲の広さも特徴で、-10℃から+55℃を確保。Wi-Fi 7の通信の高速化に伴い、機種本体の発熱が従来規格の機種よりもさらに高くなるが、動作温度帯を従来通り幅広くとるために機器の面積を広く設計しつつ、設置後の環境親和性を最大限考慮した39㎜の超薄型構造とした。

価格はオープンで、販売目標は年間3万台といている。

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