NECネッツエスアイは2025年3月28日、工場内におけるSOCサービス「産業セキュリティ運用サービス」を強化するため、TXOne Networksが提供するエンドポイント保護ソリューション「Stellar」を同サービスに追加したと発表した。
「産業セキュリティ運用サービス」概要
製造業ではスマートファクトリー化やIoT機器の導入が進み、工場の外部ネットワークへの接続が増加するのに伴ってセキュリティ対策を強化する必要がある。また、運用体制の構築も課題だ。
同サービスはこうした課題を解決するためのものだが、TXOneのStellarを導入することにより、OTネットワークの監視や保護だけではなく、OTデバイスの保護や不審な外部機器の接続を検知できるようになり、セキュリティアナリストによる監視や解析をより詳細に実施することが可能になるという。
また、取得したデータを同社のDXサービス提供基盤である「Symphonict（シンフォニクト）」にデータを蓄積し分析することで、OT環境においても稼働状況や脆弱性などを可視化し、最適な運用環境を目指すとしている。
同社は、2027年までに累計で100社に同サービスを導入することを目指す。提供価格は月額15万円（税別）から。
