エリクソンは2025年5月15日、日本国内における研究開発(R&D)投資の強化を発表した。これにより最大300人規模の高度技術者を新規雇用し、日本の次世代通信産業への貢献を図る。
エリクソンは日本市場を戦略的に重要な拠点と位置付け、5Gおよび将来の6Gに向けた先進的な無線アクセスネットワーク(RAN)の開発を加速させる方針。今回の投資は、パートナー企業やサプライヤー、顧客と連携し、オープンかつ高性能なプログラマブルネットワークを展開することで、日本のデジタルインフラ強化を支援するものとしている。
エリクソン社長兼CEOのボリエ・エクホルム氏は「日本は新技術の導入に積極的であり、次世代コネクティビティ分野でも世界をリードしている。エリクソンは、5Gおよびそれ以降のRAN技術を軸に、日本の通信エコシステム全体に利益をもたらす」とコメントした。
今回の研究開発投資の拡大に加え、エリクソンは横浜国立大学や電気通信大学と連携し、6Gに関する共同研究も進めている。