PacketLightと富士通子会社、800G波長で100GbEと400GbEの同時伝送に成功

イスラエルのPacketLight Networks(以下PacketLight)と富士通オプティカルコンポーネンツ(以下FOC)は、PacketLightのマックスポンダーとFOCのプラガブルモジュールを用い、800G波長で100GbEおよび400GbEの同時伝送に成功した。PacketLightの日本総代理店であるアイランドシックスが2025年2月27日に発表した。

800G波長上で異なるデータレートを統合して送信することで、周波数資源の最適な活用が期待される。

使用した機器は、PacketLightの「PL-8000M」マックスポンダーと、FOCの800G CFP2-DCOプラガブルモジュール。PL-8000Mは同社初の800G対応製品で、1Uサイズながら最大1.6Tbpsの伝送容量を実現する(参考記事)。FOCのプラガブルモジュールは、独自の薄膜LN(ニオブ酸リチウム)技術と高度な光信号処理技術により、高性能・高信頼性を実現。さらに、PacketLightのレイヤー1暗号化ソリューションとの互換性が、今回の成功要因の1つとなったという。

PacketLightは、2025年3月30日から米サンフランシスコで開催される光通信技術展示会「OFC 2025」に出展し、PL-8000Mのライブデモを実施する予定だ。

 

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