NTT東と仙台市ら、医療・介護での可搬型オンライン会議システム等の実証

仙台市、仙台市医師会とNTT東日本 宮城事業部は2025年2月13日、医療・介護分野における可搬型オンライン会議システムとウェアラブルカメラの有用性を検証することを目的とした実証実験を行うことを発表した。

高精細・低遅延な可搬型オンライン会議システムを患者の自宅内に持ち込み、オンライン診療への活用を実証

高精細・低遅延な可搬型オンライン会議システムを患者の自宅内に持ち込み、オンライン診療への活用を実証

仙台市は、2023年11月より診療カーによるオンライン診療サービスを開始した。 診療カーには電子医療機器やMUSVI社のテレプレゼンスシステム「窓」を搭載し、対面診療に近いオンライン診療の実現を目指しているが、車いす利用や寝たきりなど、診療カーに自力で乗車することが困難な患者へのオンライン診療の提供が課題となっている。

そこで今回、患者の自宅内に持ち込める高精細・低遅延な可搬型オンライン会議システムによる、オンライン診療の実証を行う。併せて、看護職員・介護職員に対する患者からのハラスメントや、患者に対する看護職員・介護職員からの虐待などを未然に防止するために、ウェアラブルカメラを通じた遠隔からの見守りの有効性も検証する。

ウェアラブルカメラの安全対策への活用を実証

ウェアラブルカメラの安全対策への活用を実証

実証実験は2025年2月14日から3月14日まで、仙台市内の医療機関、患者の自宅や介護施設で行う。NTT東日本は大和電設工業とともにプロジェクトマネジメントやネットワーク構築などを担当し、可搬型オンライン会議システムはMUSVI、ウェアラブルカメラはセーフィーが提供する。

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