大阪・関西万博でIOWN APNを活用したリモートプロダクション パナソニックが「KAIROS」提供

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは2025年7月30日、4月に行われた大阪・関西万博の開幕イベント「1万人の第九 EXPO2025」において、映像制作ソリューション・KAIROSとIOWN APN(オールフォトニクス・ネットワークス)を用いたIPリモートプロダクションを実施したと発表した。

同イベントでは、夢洲の万博会場と毎日放送(MBS)本社のサブコントロールルームをIOWN APNで接続し、21台のカメラ映像と64チャンネルの音声信号をリアルタイム伝送。KAIROSの高い運用性と安定性が、かつてない大規模なリモートプロダクションの成功に貢献したとしている。

システム概略図

システム概略図

毎日放送 総合技術局 制作技術センターの市川充史氏・田中聖二氏は、「70Gbpsに及ぶ映像トラフィックのスイッチングのみならず、マルチ画面出力やVEセレクト、収録系統のスイッチまでKAIROS基盤で行った。ソフトウェアスイッチにより構成の変更が可能で、実際の運用現場では状況に応じた設定変更を行うことができた」と話している。

MBS本社サブコントロールルームでの番組制作の様子

MBS本社サブコントロールルームでの番組制作の様子

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