NECマグナス、11ah対応のIoT/M2M向けLTEルーター 2025年4月販売予定

NECマグナスコミュニケーションズは2024年11月5日、IoT/M2M向けのLTEルーター「uM350R」の開発を開始し、2025年4月に販売する予定と発表した。

NECマグナスコミュニケーションズのIoT/M2M向けLTEルーター「uM350R」

警備・警送、スマートエネルギー、EV充電などをはじめとするIoT/M2M市場に向け、WANへの安定的な接続、様々なLANデバイスとの接続や機器への組み込み、遠隔からの状態監視・管理などの実現を目的とした製品。

LTEはマルチキャリアに対応し、2つのSIMスロットに異なるキャリアのSIMを挿入することが可能。有線WAN回線と組み合わせた運用や、同機2台で仮想的なルーターを構成する冗長運用にも対応する。

無線LANは2.4GHz/5GHzに加え、920MHz帯を使用するIEEE802.11ah(Wi-Fi HaLow)に対応。広いエリアでの無線ネットワーク構築を実現する。

LTEルーター「uM350R」ハードウェア仕様

そのほか、PoE給電、MACアドレス登録による接続端末の制御や、省電力機能などを備える。同社のネットワーク管理サービス「Convenit」に対応し、遠隔での装置の状態・電波監視、ログ収集、ファームウェアアップデート、設定変更が可能という。

販売価格はオープン価格。

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