SPECIAL TOPICAryakaの“SD-WAN as a Service”ならコアからラストマイルまで全部お任せ

一般的なSD-WANは、通信キャリアから手配した物理回線上にオーバーレイ型の仮想WANを構築する。それに対して、自前のグローバルネットワークをベースとしたユニークなSD-WANを提供しているのがAryaka(アリアカ)だ。コア網から拠点やクラウドを接続するラストマイルまで一括で運用を任せられる、まさに“SD-WAN as a Service”と呼べるサービスだ。

多彩なサービスを組み合わせて自社にピッタリのWANを作るAryakaの導入企業数はすでに800社を超えており、日揮グローバルやユニ・チャーム、トレックスセミコンダクターなど日本企業も20社以上が利用する。

この勢いを加速させるべく、Aryakaは最近、新たな施策を打ち出している。SD-WANのパッケージを機能単位に分解して個別サービスとして提供することで、ユーザーが自社に必要な機能だけ組み合わせて使えるようにしたのだ。

1つがWebアプリケーションの高速化だ。例えばデータセンターや拠点をAryakaネットワークに接続できない場合でも、特定アプリのトラフィックをDNS設定(CNAME)によりAryakaを経由させることができる。高速化に加え、通信量も削減できるため、帯域コストの削減にも有効だ。

クラウド対応ももちろん抜かりない。コアネットワークと各種クラウド/SaaSをダイレクトに接続し、セキュリティ強度を高め、かつ高速通信を実現する。特に、Office 365の利用時には有効だ。AryakaはHTTPS通信を最適化する機能も備えるため、WAN最適化により接続速度が大幅に向上。トラフィックの圧縮技術により帯域も削減できる。

また、拠点からの接続だけでなく、在宅勤務やモバイルワーク時に使用するVPNアクセスを高速化・高機能化する「Aryaka SmartAccess」も提供する。海外から日本国内のデータセンター等にアクセスするような場合、通信経路をAryakaバックボーン経由とするだけで、簡単にセキュアかつ安定的なリモートアクセスが利用できる。

Aryakaユーザーでは、こうした特性を中国拠点で活かしている例も多い。グレートファイアウォールの影響を最小化するため、日本国内のサーバーへVPN接続したり、中国内の工場で取得するIoTデータをクラウドに集めたりするケースで利用されている。

Aryaka Global SD-WANにはもう1つ大きなメリットがある。

それがトラフィックの可視化だ。「My Aryaka」と呼ぶダッシュボード画面で、どのような種類のトラフィックがどの程度流れているのか、Aryakaによってどの程度の通信量が削減できているのかが、ひと目で確認できる。トラブルの予防やネットワークリソースの最適化、ボトルネックの解消等にも役立つ。

Aryaka Global SD-WANのダッシュボード「My Aryaka」
Aryaka Global SD-WANのダッシュボード「My Aryaka」。このオーバービュー画面では、WAN全体の状況を俯瞰することができ、各項目をクリックすることで、拠点ごとの状態や最適化の状況など詳細なデータにアクセスできる

Aryakaをプラットフォームにスピーディなグローバル展開をAryakaの導入は様々な業種に広がっているが、なかでも製造業が増え始めているという。サプライチェーンがグローバル化するなかで、工場と本社あるいは工場同士を結ぶ、リアルタイム性・信頼性が高いネットワークが求められているためだ。Aryakaなら確実かつ安定的に接続でき、データセンター同士の接続にも適した高速・広帯域のネットワークが利用できるため、今後の拠点増加への対応も容易になる。

こうした製造業における導入事例のように、SD-WANの導入時にはビジネスに寄り添ったストーリーが必要だ。現状におけるビジネス上のペインポイントを明確にしたうえで、SD-WANへの移行によってどのように課題を解決したいのか─が明確であればあるほど、SD-WANは大きなメリットをもたらす。

とはいえ、ネットワーク更改のタイミングで、従来構成を継続するか、あるいはSD-WANへ移行するかの選択に迷うユーザーも多いだろう。例えば、明確な課題がある訳ではないが、ビジネス状況が今後どう変化するかわからない場合には、現時点でSD-WANに移行したとしてもどのようなメリットを得られるのかが理解しにくいかもしれない。

そんなときに頼りになるのが、Aryakaのサービスを国内で販売するブロードメディア・テクノロジーズだ。課題やニーズ、ビジネスの内容も理解したうえで、豊富な成功事例を背景に導入先企業のメリットを考えてくれる。執行役員 事業開発部 部長の東口和律氏は、「他の活用例を参考に、お客様とディスカッションしながら、かなり“入り込んで”コンサルティングをさせていただいている」と話す。例えば、グローバル化戦略を進めるにあたり、「拠点を開設するたびに回線を手配するのではなく、Aryakaをプラットフォームとしてスピーディにグローバル展開する」といったように、ビジネス戦略をサポートする観点でのコンサルティングを進める。

もちろん、Aryaka Global SD-WANの有効性が確認できれば、導入から運用までビジネスの変化に沿いながら併走する。将来にわたって頼れる心強いパートナーになるはずだ。

<お問い合わせ先>

ブロードメディア・テクノロジーズ株式会社
TEL:03-6439-3770
E-Mail:bizdev@bmtech.co.jp
URL:www.bmtech.co.jp

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グローバル企業はOffice 365のパフォーマンス問題をどう解決すべきかグローバル企業はOffice 365のパフォーマンス問題をどう解決すべきか
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