NTTドコモからもiPhone発売――加藤社長はネットワークにおける優位性をアピール

NTTドコモは2013年9月20日、ドコモショップ丸の内店でiPhone 5s/5cの発売記念セレモニー開催後、加藤薫社長が記者会見を行った。

NTTドコモの加藤薫社長

冒頭、「つながるという信頼といつでも快適にご利用できる安心を提供するため、つなぐ努力とつなぐ技術で徹底的に強化していきたい」と加藤社長はネットワークにおける優位性を強調した。

ドコモのLTEサービス「Xi」の基地局数は現在約3万7000局。基地局を設置している場所(サイト数)は約3万3000カ所となっている。これを2013年度末には約5万局、約4万サイトまで拡大する。下り最大75Mbps以上に対応した基地局は約2万8000局、約2万6000サイトで、こちらは今年度末までに約4万局、約3万4000サイトまで増やす計画だ。

Xi基地局は今年度末に約5万局まで増やす

ドコモでは2GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯、1.5GHz帯と4つの周波数を利用しており、このうちiPhone 5s/5cは2GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯に対応する。1.7GHz帯は東名阪を中心に順次サービスを開始し、今年度末までに約500局に拡大する予定。iPhone 5s/5cでは下り最大100Mbpsを実現する。

またドコモならではの取り組みとして、「6セクタ」に対応している。これは1つの基地局から飛ばす電波を6方向に分割する方式。LTEでは3セクタが標準だが、その2倍の容量を確保できる。同社の場合、4セクタ以上の基地局が全体の25%以上を占め、7セクタも1局あるという。

ドコモでは4セクタ以上の基地局が全体の25%以上を占める

サービスでは、「通信キャリアならではのサービスをiPhoneでも提供していきたい」考えで、10月1日からspモードメールのほかdショッピング、dゲームなど独自サービスに対応。その後もdヒッツやdアニメストア、iコンシェル、iチャネルなど対応サービスを順次拡大する。加藤社長は「最高のネットワークとサービスでiPhoneを楽しんでいただきたい」とアピールした。

なお、ドコモでは期初の事業計画にiPhoneの販売を織り込んでいなかったため、「(iPhoneを)考慮したものを検討している。iPhoneの販売にどれだけの動きがあるか注意深く見守り、必要ならば修正を加える」(加藤社長)としている。

また、今後はAndroidとのすみ分けが必要になるが、夏モデルのようなツートップ戦略を冬モデルでも採用するかどうかは「考えているところ」だという。

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