NTTドコモがO2Oサービス「ショッぷらっと」のトライアルを開始

NTTドコモは2013年2月20日、スマートフォンを持って来店するとポイントやクーポンがもらえるO2O(Online to Offline)サービス「ショッぷらっと」のトライアルを開始すると発表した。東京都内を中心に、8月31日までの実施を予定している。

ショッぷらっとは、店内にタバコの箱ぐらいの大きさの音波装置を設置すると、人間には聞こえない高周波を発し、それを専用アプリを起動したスマートフォンが自動検知する。スマートフォンとサーバーが通信を行い、サーバーからターゲットに応じた情報やクーポンが配信される。

サービスを利用するには、アプリをダウンロードして性別・生年月日・自宅の郵便番号を登録するとログインが完了する。来店時にアプリを起動させると、位置情報を活用してポイント付与やクーポン配信を行っている近隣の店舗を検索。画面をタッチすると店舗情報が表示され、気になった店舗に入店するだけで「star」と呼ばれるポイントやクーポンを取得できる。貯めたポイントは、商品券やギフトカードなどと交換することが可能だ。

音波は店内の範囲内のユーザーにクーポンを配信する

ドコモではキャリアフリーのサービスとして提供し、ドコモ以外のAndroidスマートフォンのほか、3月上旬以降はiOS 5.0以降のiPhoneにも対応する。「回線に付いていた付加サービスをIDベースに変えていこうとしている」とスマートコミュニケーションサービス部オープンサービス企画担当部長の斎藤剛氏は話す。

NTTドコモスマートコミュニケーションサービス部オープンサービス企画担当部長の斎藤剛氏

トライアルに参加するのは、東急百貨店、TOWER RECORDS、和民、WIRED CAFEなど約170店舗。3月末までに300店舗、来年度以降は1000店舗以上まで増やすとしている。店舗では、来店者属性の把握による販促施策や、店内の回遊性の向上といった効果が期待できる。

東急百貨店常務執行役員営業本部副本部長の上根弘之氏は「従来は紙の広告やダイレクトメールが中心で、店内にいる人へのアプローチの方法は持ち合わせていなかったが、ショッぷらっとで詳細なアプローチが可能になる」と語った。

東急百貨店常務執行役員営業本部副本部長の上根弘之氏

なお、トライアル期間中は無料だが、本サービス移行時には店舗からシステム利用料や来店手数料などを徴収するという。

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