「ロボット迷惑電話への対策が急務に」リボンコミュニケーションズ幹部に聞く

IP化の進展に伴い、仮想化SBCの販売が伸びているリボンコミュニケーションズ。同社VPプロダクトマネジメントのマーク・コボルト氏によれば、北米では自動発信装置による迷惑電話の対策が急務となっており、対策ソリューションの導入が進んでいるそうだ。

リボンコミュニケーションズ VPプロダクトマネジメント マーク・コボルト氏

リボンコミュニケーションズ VPプロダクトマネジメントのマーク・コボルト氏

――リボンのクラウド&エッジ事業部門で製品開発・販売戦略を所管されています。クラウドサービスに特化した事業部門なのですか。

コボルト クラウド&エッジは、2017年にリボンが設立される前からSonusNetworks、GENBANDが手掛けてきた音声系の製品・ソリューションを担う事業セグメントです。

当社ではSBC(Session Border Controller)やVoIPスイッチなどをアプライアンスとして提供していましたが、現在ではクラウドネイティブな仮想化製品が売上の相当部分を占めるようになっています。

そこで2020年に音声系事業を「クラウド&エッジ」と名付け、同年買収したECTテレコムの「IP光ネットワーク」と合わせて2つのセグメントで経営を見る形に整理しています。

――通信事業者や企業のプライベートクラウド向けの仮想化製品が事業の中心になっていると。

コボルト パブリッククラウドで利用される会社もありますし、当社がクラウドサービスとして提供するソリューションもあります。企業がオンプレミスで導入するエッジサイドの製品も展開しています。

ラインナップは、SBCからIMS、シグナリング、AS(アプリケーションサーバー)、セキュリティ、アナリティクスまで広い領域に及びます。

2024年第3四半期の売上は、前年比11%増をクリアしています。

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