ワイヤレスジャパン×WTP 2024無線LANとローカル5G、ハイテクインターのブースで自社の最適解を

「ワイヤレスジャパン2024」と「ローカル5Gサミットin WJ×WTP 2024」に出展しているハイテクインター。同社のブースでは、無線LANとローカル5Gの様々な製品が展示されている。自社の課題解決に無線LANとローカル5Gのどちらが適しているのか、見極めることが可能だ。

ハイテクインターは、「ワイヤレスジャパン2024」と「ローカル5Gサミットin WJ×WTP 2024」の両方に出展しており、同社ブースでは、ワイヤレスジャパン向けの無線LANとローカル5Gサミット向けのローカル5Gの両方を展示している。

無線LAN関連で目を引くのが、2024年夏にリリース予定のWi-Fi 6E対応屋内用アクセスポイント「MI11」だ。

2.4GHz、5GHz、6GHzのトライバンドに対応

2.4GHz、5GHz、6GHzのトライバンドに対応

2.4GHz、5GHz、6GHzのトライバンドに対応し、3つの周波数を同時に利用することも可能。さらに、6GHz帯は160MHzチャネルボンディングにより、最大6600Mbpsの高速通信を実現する。

920MHz帯を使うWi-Fi HaLowに対応した長距離無線LAN「屋内モデル/屋外モデル(仮称)」も展示されている。

Wi-Fi HaLowは920MHz帯を使用するため、遮へい物があっても回り込んて安定した通信を実現する。また、既存のWi-Fiと同様、免許を取得する必要がなく、ランニングコスト不要で運用することができる。

同製品は2024年秋リリース予定で、1台でアクセスポイントとステーションに設定を切り替えて利用可能だ。

O-RAN準拠で多様なベンダーのRUと接続可能

ローカル5Gについては、「コンパクト・低コスト・接続多彩!O-RANで広がるローカル5G」をテーマに、様々な製品を紹介している。

「コンパクト型 ローカル5Gプラットフォーム PoCシステム」は、産業用サーバー1台で、5GCやCU/DU、PTP GMをオンプレミスに構成する。O-RANに準拠しているので、多様なベンダーのRUと接続することができる。ローカル5G環境を構築するには免許申請がハードルの1つとされるが、ハイテクインターが免許申請もサポートする。

「コンパクト型 ローカル5Gプラットフォーム PoCシステム」は、ローカル5G環境構築に必要な一式をまとめて提供する

「コンパクト型 ローカル5Gプラットフォーム PoCシステム」は、ローカル5G環境構築に必要な一式をまとめて提供

産業用5Gルーターも展示されている。

「HW5G-3200-V2」はデュアルSIM対応で、回線が切断した際、バックアップ回線に切り替えて利用可能なフェイルオーバー機能を搭載する。ネットワークが不安定な環境でも、高精細映像のリアルタイム伝送や重機の遠隔操縦に活用できる。

デュアルSIM対応の「HW5G-3200-V2」

デュアルSIM対応の「HW5G-3200-V2」

「HW5G-3100-SSD」は、手のひらに収まるコンパクトサイズで、ドローンへの搭載も可能。2×2アップリンクMIMOに対応しているので、複数の高精細映像など大容量のアップリンク伝送に適する。

ハイテクインターによると、ローカル5Gを検討しているけれど無線LANで十分なケース、あるいは無線LANを検討しているけれどローカル5Gの方が適するケースが少なくない。同社のブースには両方とも展示されていることで、どちらが自社の課題解決に適しているのか、見極めることが可能だという。

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