急患医療にスマホ活用 ドコモと慈恵医大が「ひとつでも多くの命を救うプロジェクト」

NTTドコモと東京慈恵会医科大学は2011年12月15日、脳卒中などの急患医療におけるモバイルの可能性を共同で研究する「ひとつでも多くの命を救うプロジェクト」を開始した。

同プロジェクトは、急患の検査画像などを病院外にいる専門医のスマートフォンやタブレットに即時通知。当直医に治療方針について助言したり、専門医が病院に駆けつけるまでの診断・治療をサポートしようというものだ。

慢性的な医師不足が続くなか、多くの医療現場では、高度な診断・治療能力を持つ専門医を24時間常駐させることが困難になっている。そこで、同プロジェクトでは、スマートフォン/タブレットを使って、医療リソースを効率的に活用できるシステムの開発を目指している。

なお、検査画像の送信には、富士フイルムと慈恵医大が共同で研究開発した遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke」を利用する。


共同研究イメージ(救急時連携のフロー)

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