NTTドコモは2011年10月18日、冬春モデルの新商品・新サービスを発表した。スマートフォン14機種、フィーチャーフォン8機種、タブレット端末とデジタルフォトフレームを各1機種の計24機種を11月以降、発売する。
NTTドコモの山田隆持社長(中央)と、ドコモのイメージキャラクターを務める堀北真希さん(左)、渡辺謙さん(右) |
スマートフォン14機種のうち、「ARROWS X LTE F-05D」「GALAXY S Ⅱ LTE SC-03D」「MEDIAS LTE N-04D」「Optimus LTE L-01D」の4機種が下り最大75MbpsのLTEサービス「Xi」に対応するほか、デュアルコアCPUを搭載する。ドコモではXiのエリア展開を前倒しで進め、2011年度末に約7000局(当初予定は約5000局)、2012年度末に約2万局(同約1万5000局)、2014年度末に約5万局(同約3万5000局)で人口カバー率約98%を目指す。
このほか、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線に対応したモデルが各11機種、防水対応10機種、「おくだけ充電」対応4機種などとなっている。また、エリアメール(緊急地震速報)に全機種が対応しており、Xiスマートフォン4機種は、従来のCBS方式と比べて警告音が鳴るまでの時間が約半分に短縮されるETWS方式を採用する。
ドコモでは冬春モデルから端末シリーズを見直し、スマートフォンを「NEXT」「with」、フィーチャーフォンを「STYLE」「らくらくホン」 に分類する。NEXTシリーズは先進的でビジネスに役立つ機能を搭載した製品が中心で、今回のモデルではXiスマートフォン4機種のほか、薄さ 6.9mm、重さ109gの「ARROWS μ F-07D」、1700mAhの大容量バッテリーと防水機能を搭載した「MEDIAS PP N-01D」、「BlackBerry Bold 9900」の7機種が含まれる。
一方、withシリーズは親しみやさをテーマにしており、テンキー付きの「AQUOS PHONE slider SH-02D」、チョコレートをモチーフにしたコラボレーションモデル「Q-pot. Phone SH-04D」など、カラーやデザインに特徴を持った7機種となっている。
山田隆持社長によると、19日に香港でグーグル とサムスン電子が発表する最新Android OS(コードネームIce Cream Sandwich)を搭載したスマートフォンを11月に発売する。また、来春にはモバイルマルチメディア放送に対応したスマートフォンやタブレット端末、 「Xperia」シリーズの新機種などを投入するという。