NTTドコモが冬春モデルを発表――「Xi」ユーザー間の通話無料も導入

ドコモでは、Xiスマートフォンの発売に合わせて、新たな料金プランを11月より提供する。

パケット定額サービスは「Xiパケ・ホーダイ フラット」と「Xiパケ・ホーダイ ダブル」の2種類。フラットは月額5985円の完全定額制で、4410円。一方、ダブルは2段階制で月額2100~6510円。2012年4月30日まで はキャンペーンとして、上限がそれぞれ1575円割引の4410円と4935円となる。いずれも利用データ通信量が6GB、7GBへ到達した時点でメール で通知が届き、送受信とも最大128kbpsに制限され、制限解除には2GBごとに2625円かかる。

「Xiパケ・ホーダイ フラット」「Xiパケ・ホーダイ ダブル」の概要

また、月額780円の料金プラン「タイプXi にねん」と月額700円の通話料割引サービス「Xiカケ・ホーダイ」を申し込むことで、月額1480円でドコモ同士の国内通話が24時間無料になる「Xiトーク24」も提供する。

このほか、スマートフォン向けのポータルサイト「dメニュー」を11月中旬より開始する。当初はiモードのコンテンツプロバイダー約700社、約 3600サイトが参加するが、これでマイメニューの4分の3をカバーできるという。iモードと同様の月額課金・認証の仕組みも導入する。また、映像や音 楽、書籍、アプリを配信する「dマーケット」も提供する。このうち映像を配信するVIDEOストアは、BeeTVをはじめ洋画や邦画、ドラマなどが月額 525円で見放題となる。

今月14日にKDDIとソフトバンクモバイルから発売されたアップルの「iPhone 4S」は販売好調だが、山田社長は「端末とサービス、ネットワークの3つを充実させることで、iPhoneに対抗していきたい。端末に関しては、我々の方 が一歩進んでいるところもある」と自信をのぞかせた。また、「基本的にはAndroidが主軸」としながら、「iPhoneをラインアップの1つとして入 れることはやぶさかではない。主軸をAndroidにしながら、iPhoneを入れる環境が整えばやっていきたい」と語った。

なお、iPhoneが発売された14日以降の4日間でドコモからMNPによるポートアウトは通常の2.5倍に上っており、「営業で対抗していきたい」(山田社長)としている。

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