ソフトバンクも採用 ネットワークOS「ArcOS」の特徴は?

ソフトバンクらが採用・出資するホワイトボックス向けネットワークOSベンダー、Arrcus(アーカス)のCEOが来日。「目的に合わせてネットワークOSを変える必要がない」「レガシーのネットワーク機器との相互接続性の検証に力を入れている」などとアピールした。

Arrcus(アーカス) 会長 兼 CEO シェイカー・アイヤー氏

Arrcus(アーカス) 会長 兼 CEO シェイカー・アイヤー氏

Arrcus(アーカス)は2023年8月25日、記者説明会を開催した。2016年に創業した同社は、ホワイトボックス向けネットワークOSである「ArcOS」などを提供している。

会長 兼 CEOのシェイカー・アイヤー氏は2021年9月にアーカスに参画する以前は、VMwareに14年在籍し、エグゼクティブバイスプレジデント(EVP)兼 ゼネラルマネージャーとして、通信およびエッジクラウド事業をリードした人物だ。SDNのNicira、SD-WANのVelocloudの買収なども統括したという。また、創業者で現CTOのケイユー・パテル氏は、元シスコシステムズの ディスティングイッシュド・エンジニアである。

コンピューティングの世界では、かなり昔からハードウェアとソフトウェアの分離(ディスアグリゲーション)が定着しているが、ネットワークの世界はハードウェアとソフトウェアの一体提供が依然主流である。だが、ディスアグリゲーションは着実に進展しており、ホワイトボックススイッチなどと呼ばれる汎用ハードウェア向けにネットワークOSを提供するベンダーによる挑戦が続いている。

アーカスもその1社だ。

「現在のネットワークにはどのような問題があるのか。シスコ、ジュニパー、アリスタ、ファーウェイといったレガシーベンダーは高コストで柔軟性に欠けており、ソフトウェア定義もされておらず、マルチクラウドや5G、エッジ等の多様な要件に対応できない」と来日したアイヤー氏は主張した。

アーカスは、Fortune 100に選ばれるような大企業のデータセンター、クラウド事業者、そして通信事業者の3つをターゲット領域としており、こうした問題への解決策を提供することができるという。「アーカスを利用する以前と比較して、最大40%のTCO削減という実績がある」(アイヤー氏)

アーカスの利用シーンの一例

アーカスの利用シーンの一例

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