SPECIAL TOPICGigamonで柔軟なトラフィックコントロール コロナ禍による通信量の増大に対応

新型コロナウイルスによるトラフィック増や、ネットワークの複雑化により昨今引き合いが増えているのがGigamon社の「Network Packet Broker」である。柔軟かつ強力なトラフィックコントロール機能で、モニタリング、セキュリティ装置の負荷軽減やセキュリティ対策の運用効率化を実現する先進的なL1スイッチだ。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、多くの企業がテレワークで業務を遂行しているが、そこで問題となっているのはオンライン会議などによるトラフィックの増加だ。ZoomやMicrosoft Teamsといったアプリケーションを使えば、映像で相手を見ながらリアルタイムにコミュニケーションできるため便利だが、それによる通信量は極めて大きい。

このトラフィックの増加によりネットワークの帯域がひっ迫しているほか、ネットワーク上を流れるパケットを収集して解析するモニタリング装置あるいはSIEMなどのセキュリティ装置にも問題が生じている。トラフィックが大幅に増えたことで、それらの装置の負荷が高まり、場合によっては処理能力を超えてしまうためだ。

このような課題を解決できるソリューションとして、昨今引き合いが増えているのがネットワーク監視専用のインテリジェントL1スイッチであるGigamon社の「Network Packet Blocker(以下、NPB)」である。その役割について、マクニカネットワークスの渡部祥昌氏は次のように解説する。

「まずスイッチのミラーポートやTAPを利用し、監視対象となるパケットをNPBに集約します。その上で、セキュリティ装置やモニタリング装置に最適な形でパケットを転送し、パケットの仲介役を担うのがNPBです」

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