Wi-Fi環境テストを従来比“90%効率化”するサービス エーピーコミュニケーションズ

エーピーコミュニケーションズは2025年6月11日、無線ネットワークの構築・運用を支援するオンサイト型通信テストサービス「AirThreads(エアスレッズ)」の提供を開始した。

「AirThreads」サービスイメージ

同社のネットワークテスト自動化ツール「NEEDLEWORK」で培ったノウハウを活かし、実環境に即した通信テストを専門スタッフが現地で実施。テストの設計から実行、分析、改善提案までをワンストップで支援する。

IoT機器の増加やGIGAスクール構想、公衆Wi-Fiなどの普及を背景に、無線ネットワークの高負荷・多接続環境への対応ニーズが高まる一方で、「通信が不安定」「つながらない」といった問題は依然として顕在化している。同サービスでは、シミュレーションから現地での負荷試験、レポート作成まで一貫して提供し、大規模無線ネットワーク構築時に実環境に即したテストを短時間、低コストで提供する。

従来のテスト方式と「AirThreads」の比較

特に負荷試験では、専用機によって数十台規模の同時接続を模擬する高精度テストを実施。同時IP通信テストには大量の端末やテスト要員が必要とされていたが、その手間を省き、テスト作業を同社比で最大90%効率化するという。

また、テスト結果はネットワークのスループット、遅延、ジッター、IP通信の安定性などの項目でレポート化。さらに専門スタッフが原因を分析し、具体的な改善策を提示する。

利用相談は無料、費用は個別見積もり。

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