NTT DXパートナー、バイタルデータ等を活用した未来の睡眠ウェアを開発

NTT DXパートナーは2025年2月6日、「未来の睡眠」をテーマにした新たな服「ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM」を開発したと発表した。

ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEMは、指輪型デバイスなどのバイタルデータ取得機器から得た健康データに基づき、ウェアに内蔵された音響設備と照明設備が本人の状態に合わせて動作し、眠気を誘うシステムが搭載されている。日常的に身につけることで、本人の健康データから最適なタイミングで機能が作動し、20分程度の分眠(複数回に分けて睡眠を取る方法)とその後の起床を自動的に促すシステムになっているという。

具体的には、SOXAI社が提供するリング型デバイス「SOXAI RING 1」を利用し、ユーザーの睡眠状態やストレス値、心拍数などのPHR(Personal Health Record:個人の健康医療情報データ)を記録。個人のPHRデータと連動し、服に内蔵されたサウンドデザインと照明演出が作動する仕組みになっている。

サウンドデザインについては、ヘッドピースに内蔵された、高い密着性能で外界の喧騒を遮断するヘッドホンから、着用者の状態に合わせた入眠しやすい周波数帯域の2種類の音楽がかかるという。照明演出に関しては、着用者の状態に合わせてチューニングされた明滅リズムで入眠に最適な夕焼けの色に近い赤色灯照明および覚醒時に目覚めを促す青色照明が作動するとのこと。

なお、2025年の大阪・関西万博での出展に先んじて、2月7日から8日にかけて、東京・原宿のギャラリースペース「Frame Gallery」にて一般公開を行うとしている。

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