NTT Comがアタックサーフェス管理提供 ヘルプデスクによる運用サポートも

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2025年2月3日、アタックサーフェス管理(ASM)サービス「WideAngle ASM」の提供を開始した。

同社は、IT資産を可視化し、適切な状態に保つサイバーエクスポージャー管理のソリューションとして「WideAngle マネージドCSPM」や、「WideAngle アドバイザリープラス」などを提供してきた。今回ASMサービスを追加することで、アタックサーフェス上の脆弱性や設定ミスによる予期しないインターネット上への露出を把握、適切に対処し、セキュリティリスクをより軽減することをねらう。

アタックサーフェス管理(ASM)サービス「WideAngle ASM」の提供イメージ

アタックサーフェス管理(ASM)サービス「WideAngle ASM」の提供イメージ

同サービスの特徴には以下5点が挙げられている。

(1)定期スキャン
顧客のインターネットに露出するIT資産を、週に1回スキャンしIT資産の検出・管理を行う。IPアドレス、ドメイン、空きポート、VPN機器/OS情報、ソフトウェア情報、脆弱性情報を自動的に検出する。

(2)アラート通知機能
アラート検知時に指定されたメールアドレスに通知する。

(3)ダッシュボード
IT資産の一覧、アラートの一覧などをポータル上で確認できる。各項目は日本語で表示される。

(4)ヘルプデスク
同社のヘルプデスクがアラートの見方や対処方法などを案内し、サービスの遠隔な運用を助ける。

(5)情報漏洩検知
ASMがダークウェブまでを監視し、漏洩している社員のメールアドレスや、それに紐づく個人情報の一覧を確認できる。

利用料金は、ASMのみの場合1ドメインあたり月額4万5000円、ASM+情報漏洩検知では1ドメインあたり7万5000円(いずれも税別)。初期費用は不要。最低利用期間は12カ月となる。

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