A10がAI処理を高速化する新アプライアンスを発表、2026年前半に国内リリース

A10ネットワークスは2025年6月11日、AI推論・学習を高速化する専用アクセラレータ「AI-Engine」を搭載したハードウェアアプライアンス製品「A10 Thunder 1060S-AI」を発表した。

ハードウェアアプライアンス製品「A10 Thunder 1060S-AI」

ハードウェアアプライアンス製品「A10 Thunder 1060S-AI」

本モデルは、AIを活用したセキュリティ機能やプロアクティブな監視機能を高速化できるとともに、負荷の高い複雑な演算処理をAI-Engineにオフロードすることで、従来よりも高速で低遅延なアプリケーショントラフィック処理を実現する。AI-Engineを活用することで、従来よりも高速化した攻撃トラフィック学習と防御機能や生成AI向けファイアウォール機能、障害の予兆を検知して推奨設定をガイドするAIOps機能などが実現できるという。

A10 Thunder 1060S-AIは、アプリケーション配信・負荷分散やファイアウォール、クラウドアクセスプロキシなどの各種機能を提供するアプライアンス製品のエントリーモデル「A10 Thunder 1060S」にAI-engineを搭載したもので、日本市場で2026年前半にリリースする予定だ。

A10は今後、ミッドレンジクラスのアプライアンスでもAI対応モデルをリリースする予定という。

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