ネクス、開発中の5G RedCap対応USBドングルを今年11月以降発売へ

ネクスは2025年1月24日、開発中の5G RedCap対応USBドングル「UNX-35GL」の評価用サンプルを2025年8月以降に提供開始し、商用販売を同年11月以降に開始する予定と発表した。

5G RedCapは、5Gの特徴である低遅延や多数端末との接続という特徴をそのままに、通信速度をLTEのCat.4レベル(下り150Mbps程度)に機能を抑えることで、コストやサイズ、消費電力を低減できる規格。同社では、IoT機器のLTEから5Gへのリプレース需要に対応するため、2024年以来製品の開発を進めてきた(参考記事)。

5G RedCap対応USBドングルの利用シーン

5G RedCap対応USBドングルの利用シーン

提供を開始する予定の5G RedCap USBドングルは、Qualcomm Snapdragon X35 を搭載し、5G 3GPP Release17に対応する。

国際ローミングをサポートし(CE、FCC、UKCA認証取得)、2モード(ルーター、モデム)に対応。ドライバと設定ユーティリティのオートインストール機能を搭載する。Dual SIMにも対応する。

通信速度は、5G NR SAの場合は下り223Mbps/上り123Mbps(いずれも規格上の最大値、以下同じ)。LTEの場合は下り200Mbps(256QAM)/上り105Mbps(64QAM)。

5G RedCap対応USBドングル「UNX-35GL」のスペック

5G RedCap対応USBドングル「UNX-35GL」のスペック

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