経済産業省 中部経済産業局、ジェイアール東海ホテルズ、NTTコミュニケーションズ（NTT Com）、NTTコノキュー、公益財団法人日本交通公社の5者は2025年1月23日、「デジタルヒューマンによる観光コンシェルジュ」「ARグラスを活用した観光情報発信」の実証実験を開始すると発表した。

デジタルヒューマンによる観光コンシェルジュについては、名古屋マリオットアソシアホテル15階のホテルマネージャーデスクにおいて、デジタルヒューマンが訪日外国人旅行者と対話しながら観光案内を実施する。これにより、24時間365日・英語での観光案内が可能となるという。

また、会話の中でデジタルヒューマンが訪日外国人旅行者の趣味・嗜好を汲み取ることで、最適な日程表・観光スポットを提案するとともに、提案内容を訪日外国人旅行者がQRコードで読み取れるようにする。これにより、満足度の高い観光案内を実現するとしている。

デジタルヒューマンによる観光案内イメージ

ARグラスを活用した観光情報発信に関しては、ホテルマネージャーデスクに来訪したホテル滞在者に対し、スマホ接続型ARグラスで中部地域の伝統工芸品・地域資源を体感できるサービスを提供する予定だ。

ARグラスを活用した観光情報発信イメージ

実証期間は、2025年1月23日～25日、1月31日～2月1日の計5日間。