マクニカは2024年12月18日、工場やプラントなどのOT環境のセキュリティ監視サービス「Macnica OT監視サービス」の提供を開始することを発表した。
「Macnica OT監視サービス」のサービスイメージ
OTに対するサイバー攻撃は増加傾向にあるが、多くの日本企業ではOTセキュリティの知識を持つ専門人材やスキルが不足している。セキュリティ監視サービスを導入しても膨大なアラートの対応に追われ、適切かつ迅速なインシデント対応が課題となる。
同サービスは、工場やプラントなどのOT環境を24時間365日遠隔監視し、サイバー攻撃の予兆や攻撃可能な脆弱性を発見した場合などに、具体的なアクションプランとともに通知する。OTセキュリティ対策への課題に対し、同社の長年のセキュリティ事業による知見、製造現場の理解、さらにはパートナーが持つ世界最先端のOTサイバーセキュリティインテリジェンスを組み合わせた独自の知見を活かし、少ない運用負荷で高度なOTセキュリティ運用を実現できるよう支援するとしている。
レポートのサンプル
優れた脅威検知力とリスク識別力、顧客環境に最適化されたアラートのトリアージ(検知の優先順位付け)、 次のアクションを明確にしたリアルタイム通知、月次レポートによるセキュリティアドバイザリーの4つを同サービスの特徴としている。オプションとして、インシデント発生などの有事の際におけるエキスパートによるインシデント対応支援も提供する。