エリクソンとソフトバンクは2024年10月7日、「AI-RAN」に関する共同検討を開始することに合意したと発表した。
両社は今後、AIとRANを同じネットワークインフラ上で動作可能にする、共通のネットワークおよび計算基盤ソリューションの実現に向けて取り組むという。この取り組みは、AIの力を活用してネットワークの効率化を図ることで、通信事業者における新たなユースケースの創出をもたらすものだとしている。
また、技術経済性分析(TEA)やプロトタイプの開発、ラボでの実証実験を共同で実施し、エッジにおけるAIとRANの統合の最適化を目指す。さらにこの取り組みを通して、ハードウェアの区画化や負荷分散、異なるハードウェアプラットフォーム間でのソフトウェアの可搬性も併せて評価する予定だという。