JTOWERは2024年2月8日、2023年12月時点の屋内インフラシェアリング・ソリューション導入実績を発表した。
累計導入済物件数(4G/5G、国内)は521件(前年同期比139.3%)となり、初の500件超となった。うち5Gは89件となり、前年同期(32件)から引き続き順調に増加している。
拡大の背景としては、2014年に商用サービスを開始した当初は新築の商業施設やオフィスビル等への4G設備の導入が中心だったが、その後、ホテル、病院、アリーナ・展示場、物流施設等、幅広いカテゴリーの施設で導入が進んだことが挙げられる。
さらに、2020年に5G Sub6帯域に対応する共用装置を自社開発し5Gの導入が進んだことや、携帯キャリアの既存4G設備の更改時にインフラシェアリングに入れ替えるリプレースのニーズが広がったことなど様々な活用が進み、導入物件数の拡大につながったという。