NTT西日本がローカル5G(4.7GHz帯)無線局免許を取得

NTT西日本は2021年4月27日、ローカル5G(4.7GHz帯)の無線局免許を同日に取得したと発表した。同社が免許人としてローカル5Gの免許を取得するのは今回が初めて。

今回、同社が取得した免許は総務省が昨年12月18日に受付開始したローカル5Gの新たな周波数帯(4.7GHz帯)の無線免許に対して、NTT西日本の大阪・京橋にある新本社ビル(2021年10月竣工予定)の建設現場における安全監視に活用すること等を目的に、近畿総合通信局に申請し交付されたもの。同社は昨年12月18日の受け付け開始と同時に免許を申請しており、それが付与された形になる。

ローカル5G無線局の概要
ローカル5G無線局の概要(出典:総務省報道発表資料)

具体的な用途としては、エレベータ組立工事現場に、高精細な4Kカメラとローカル5Gのシステムを設置することで、工事現場の高精細映像の伝送を可能としている。さらに、映像解析技術を用いることにより危険作業の抽出、危険エリア内への作業員の侵入等を検知することで、必要に応じて作業員へ警報を発することが可能になり、高所かつ狭い閉鎖空間においても事故の防止などに繋がるとしている。

同社はビル竣工後は、ローカル5Gをニューノーマル時代の新しい働き方やパートナー企業との共創に活用していくとしている。

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