KDDIが夏モデルのスマートフォン4機種を発表――3M戦略第二弾「スマートリレーションズ構想」開始

KDDIは2013年5月20日、夏モデルの新商品・新サービスを発表した。

(左から)きゃりーぱみゅぱみゅ、田中孝司社長、剛力彩芽

田中孝司社長は冒頭、同社のスマートフォン普及率が今年度中に5割を超える見通しであることを明らかにしたうえで、「2013年のauは、スマートフォンを『使いこなす』をサポートするキャリアを目指したい」と語った。

例えば、街を歩くだけで自分の好みのクーポンやチケットが届いたり、スマホひとつで旅行ができるなど、スマートフォンが生活とつながっていく可能性をサービス化していくことを意味する。そうした可能性の実現に向け、3M戦略の第ニ弾として「スマートリレーションズ構想」を掲げる。

スマートリレーションズ構想に基づく夏モデルの新商品として、Androidスマートフォン4機種を5月25日以降、順次発売する。従来と比べると機種数を抑えているが、田中社長は「“使いこなす”にこだわってて厳選したラインナップ」だという。

4象限に合わせた4機種を投入する

「Xperia UL」(ソニーモバイルコミュニケーションズ)は、5インチフルHDディスプレイに「Reality Display」を採用し、ブラビアエンジン 2とともに写真や動画を美しく表現する。1300万画素カメラはソニー製のCMOSイメージセンサー
「Exmor RS for mobile」を搭載、ハードキーでフォーカス/シャッターが可能なので、デジカメのように撮影できる。

「AQUOS PHONE SERIE」(シャープ)は、省電力で高画質の液晶「IGZO」と3080mAhの大容量バッテリーを搭載することで、3日間の使用が可能だという。また、カメラは約0.4秒の高速起動により撮りたい瞬間を逃さないほか、F1.9とスマートフォン最高クラスの明るいレンズにより、暗いシーンでも自然な色合いを残すことができる。

「URBANO」(京セラ)は、急速充電と「省電力ナビ」機能により電池持ちに優れる。初めてスマートフォンを使うユーザー向けに見やすさ・使いやすさにこだわったオリジナルUIに対応するほか、騒がしい場所でも相手の声が聞きやすい「スマートソニックレシーバー」を搭載する。

「HTC J One」(HTC)は、海外で注目を集めたスマートフォン「HTC One」を日本向けにアレンジしたモデルで、フルメタルボディが特徴。カメラ機能では、独自のセンサー「HTC UltraPixel」により、従来のカメラよりも約3倍明るく、うす暗い場所でも自然な色合いで撮影できる。シャッターを押す1秒前から4秒間を撮影し、ベストな写真を残せる「HTC Zoe」機能も備える。

au+1 collectionでは、HTC J Oneに合わせて、Bluetooth接続で子機として通話や受信メールの件数確認が利用できる「HTC J One mini」、6000mAhの大容量モバイルバッテリー「HTC Battery Bar」などの周辺機器も取り揃えている。

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