ソフトバンクモバイルが夏モデルを発表――ヘルスケアサービスも提供

ソフトバンクモバイルは2013年5月7日、夏モデルの新商品を発表した。Androidスマートフォン6機種、モバイルWiFiルーター1機種などを5月下旬以降、順次発売する。

(左から)ソフトバンクの孫正義社長とゲストのスギちゃん、ゴールデボンバー

スマートフォン6機種のうち5機種は、下り最大76Mbpsの「SoftBank 4G」に対応。孫正義社長は自社のネットワークのつながりやすさをアピールしたうえで、「夏モデルは世界最強のネットワークを活用できる端末」と語った。

「AQUOS PHONE Xx 206SH」(シャープ)と「ARROWS A 202F」(富士通)は、いずれも5インチフルHD液晶を搭載し、1080×1920 ピクセルの地上デジタルテレビ放送「フルセグ」を視聴できる最上位機種という位置づけ。両機種とも3000mAh以上のバッテリーを搭載するほか、206SHは1310万画素カメラ、202Fは指紋センサーやプライバシーモードなど富士通が得意とするセキュリティ機能を搭載する。

「フルセグ」も視聴できる「ARROWS A 202F」

DIGNO R(京セラ)は重さ94gと、防水対応のスマートフォンとしては最軽量を実現している。約4.3インチ、1280×720ドット、1677万色のTFT液晶を搭載したディスプレイには、京セラ独自機能の「スマートソニックレシーバー」を内蔵。ディスプレイ全体が振動して音声を伝えることで、雑踏の中でも通話相手の声が聞き取りやすくなっている。

AQUOS PHONE Ss(シャープ)は4インチ液晶で、幅約60mm、ラウンドフォルムと持ちやすさが特徴。コンパクトサイズでありながら、SoftBank 4Gに対応するほか、2080mAhバッテリー、防水、ワンセグなど機能が充実している。「AQUOS PHONE 107SH」の後継モデルという位置づけで、107SHと同様、放射能測定機能も搭載する。

「シンプルスマホ 204SH」(シャープ)は、シニア向けのスマートフォン。電話やメールの専用ボタンを配置したり、「かんたんズーム」や「かんたん押し感タッチ」など、使いやすさを工夫している。

「シンプルスマホ 204SH」は、画面を拡大表示できる「かんたんズーム」機能を備える

このほか、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクから202Kをベースとした「DM015K」(京セラ)が発売される。また、モバイルWiFiルーターは、SoftBank 4GとULTRA SPEED、EMOBILE LTE、EMOBILE G4に対応し、5000mAhのバッテリーを搭載した「Pocket WiFi 203Z」(ZTE)を投入する。

ソフトバンクでは、新サービスとして夏以降、クラウド上に蓄積したユーザーの健康データを基に体作りをサポートする「SoftBank HealthCare(ソフトバンク ヘルスケア)」を月額490円で開始する。

対応デバイス第1弾として提供されるのがリストバンド型の「Fitbit Flex」で、腕に着けるだけで歩数や距離、消費カロリー、睡眠時間のデータが計測され、スマートフォンとBluetooth通信によりワイヤレスに同期してクラウド上に蓄積される。蓄積されたデータは、専用のアプリケーションからチェックできるほか、ユーザーの顔写真を基に未来の自分の顔や体重を予測する機能、着けて寝るだけで睡眠の状態を測定する機能などを備える。

「FItbit Flex」は、腕に着けるだけで歩数や消費カロリー、睡眠時間が計測され、クラウド上に蓄積される

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