古野電気は2025年4月10日、Wi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)に対応した簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」の販売を4月に開始したと発表した。
古野電気の簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」。上部がソーラーパネル
同製品は河川など屋外の遠隔監視を主な目的とし、1分、5分、10分、60分間隔で静止画を撮影する。小型の筐体にソーラーパネルとバッテリーを搭載し、配線工事なしで設置でき、無日照でも7日間以上(5分間隔で撮影の場合)動作するという。また、超高感度を達成し、これまで撮影が困難だった夜間や暗所などでも鮮明な画像の撮影が可能としている。
通信ネットワークはLTEおよびWi-Fi HaLowに対応する。専用閲覧サイトで撮影画像を確認できるほか、平常時との比較やマスキング機能、さらにタイムラプス機能も利用できる。
専用閲覧サイトの表示例
筐体サイズはカメラ部が125×125×208.5、ソーラー部を含めると293×184×268.5(単位はmm)。重量は約3キロ。