NECプラットフォームズは2024年12月10日、スマートホーム分野の国際標準規格である「Matter」を策定する団体Connectivity Standards Allianceに、「Participant」会員として今月4日に加盟したと発表した。
Participant会員とは、Connectivity Standards Allianceの各種ワーキンググループに参加して仕様提案を行う権利を有しているため、国際標準規格の策定に貢献するとともに、Matterに対応した製品を市場投入することが可能な会員ランクだ。
同社は、IoTやAI技術を活用して効率的な生活をサポートするスマートホームのネットワークで、中心的役割を担う通信事業者向けのホームゲートウェイや一般家庭向けルータなどの事業を手掛けている。また、クラウドからネットワーク機器の状態把握や制御を実現するサービス「NetMeister」や、国内自社工場によるキッティングや配送、使用済み製品から再生資源の有効活用なども提供している。これらの製品・サービスは、スマート家電やIoTデバイスの状態把握や制御を担うMatterと親和性が高く、今回Connectivity Standards Allianceに加盟することを決定したという。
なお、国内のスマートホームを推進する団体である一般社団法人LIVING TECH協会にも会員企業として11月29日に加盟している。