小学生がデータドリブン実践 NTT東日本が睡眠データ活用学習の成果発表

小学生が自分の睡眠をデータドリブンで改善する――。こうした取り組みを、NTT東日本と私立小学校が連携して行っている。取材会では、児童が最新テクノロジーを駆使しながら、課題解決に主体的に挑戦する様子を見て取ることができた。

NTT東日本 埼玉支店は2024年2月22日、佐藤栄学園 さとえ学園小学校(さいたま市)と取り組んできた「睡眠データを活用した探究学習」の成果を報告する取材会を同校で開催した。

発表を終えた「寝室環境」チームの児童。中央の机にあるのは考案した寝室の模型

発表を終えた「寝室環境」チームの児童。中央の机にあるのは考案した寝室の模型

NTT東日本とグループ企業であるNTT DXパートナーは、「スリープテック」と呼ばれる先端テクノロジーにより、日本人の睡眠を改善する活動を行っている(参考記事:“ZAKONE”1周年でユーザーコミュニティ開設 日本人の睡眠改善を実践|BUSINESS NETWORK)。他方、さとえ小学校はGIGAスクール構想以前の2018年から児童1人に1台のIT端末を配付するなど、先端的な「次世代教育」の実践を数々行ってきた。

そこでNTT東日本 埼玉支店と佐藤栄学園は2023年4月に「最新テクノロジーを用いた次世代教育協創」の連携協定を締結し、次世代の教育モデルを共創する取り組みを開始した。その第一弾が、スリープテックを活用した探求学習だ。

取材会の冒頭であいさつする、さとえ学園小学校の小野田正範校長。左からNTT東日本 埼玉支店 第二ビジネスイノベーション部 産業基盤ビジネスグループ 産業基盤ビジネス担当 チーフの宮本則子氏(前列)、同担当の田村聡美氏(後列)、さとえ学園小学校 科長の山中明岳氏、小野田校長、NTTDXパートナー プラットフォームビジネス部の梅田貴大氏

取材会の冒頭であいさつする、さとえ学園小学校の小野田正範校長。左からNTT東日本 埼玉支店 第二ビジネスイノベーション部 産業基盤ビジネスグループ 産業基盤ビジネス担当 チーフの宮本則子氏(前列)、同担当の田村聡美氏(後列)、さとえ学園小学校 科長の山中明岳氏、小野田校長、NTTDXパートナー プラットフォームビジネス部の梅田貴大氏

探究学習には、同校の小学4年生児童78名が参加。日本の国民の約6割が睡眠に何らかの問題を抱えていると言われ、子どもの睡眠時間もの睡眠推奨時間と乖離している現状があるという。そこで、この探究学習は「スリープテックを活用し、デジタルスキルと睡眠を維持・改善する力を身につける」(NTT東日本 埼玉支店 第二ビジネスイノベーション部 産業基盤ビジネスグループ 産業基盤ビジネス担当の田村聡美氏)ことを目的として行われている。

具体的には、座学で睡眠の基礎知識を学んだ上で、睡眠を改善する方法を「朝の行動」「体内リズム」など7つのテーマのチームに分かれ調べ学習を行った。そして、睡眠測定デバイスの「ブレインスリープコイン」を使用し、家庭で児童の睡眠データを取得した。睡眠データに基づき、まず個人で睡眠の質の改善にチャレンジし、次に、各テーマのチームごとに睡眠改善に向けた仮説を立て、PDCAサイクルに則って実行、分析を繰り返した。

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