NTT ComとNTTコノキュー、XRを活用した海外体験サービスを開発 東京・大田区の小学校に導入

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とNTTコノキューは2023年10月18日、WebVRサービス「360Media」を基にした海外体験サービスを、東京都大田区教育委員会が推進している「おおたグローバルコミュニケーション(OGC)」の指定校である大田区立大森東小学校へ導入すると発表した。

同サービスの主な特長は以下の通り。

(1)まるで海外にいるかのような『没入感』と『臨場感』の演出
仮想の海外都市を表現した空間を、高精細なCGVRの技術を活用し制作。空間に没入し街の中を探索しながら、カフェやスーパーマーケット、空港などを疑似体験することができる。各場面においては、海外仕様の店舗など実際の施設を360度カメラで撮影したパノラマ画像も活用し、より臨場感を味わえる空間を実現しているという。

仮想の海外都市イメージ

仮想の海外都市イメージ

(2)英語を発話し、他者とコミュニケーションを図ることを促す機能の提供
街中や各場面内にアバターや動画を配置。道案内や買い物などにおけるやり取りを想定した英会話音声を再生することが可能だという。実際の場面を想像しながら、児童自身が積極的に発話することで、実践的な英語を使ったコミュニケーションを促進する。

コミュニケーション模様のイメージ

コミュニケーション模様のイメージ

NTT Comが提供する「学習eポータル」としてNo.1シェアを獲得している「まなびポケット」などの知見と、NTTコノキューのXRなどのソリューションをあわせ、同サービスの空間内で、AIを用いたインタラクティブな英会話レッスン機能の実装、および国内外の様々な場所を再現したシーンの追加など、さらなる先進的な英語教育の発展に貢献していくとしている。

両社による同サービスの提供時期および大森東小学校での活用開始は、2023年12月を予定している。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

FEATURE特集

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。