IIJが千葉市教育情報ネットの更新を落札、帯域保証型で過去最大級の300Gbps

インターネットイニシアティブは2023年10月16日、千葉市立の全ての学校(小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校)168校(2023年度時点)が利用する教育情報ネットワーク「CABINET」の更改案件を落札(2023年9月1日付)したと発表した。NTT東日本との共同提案で、契約金額は135億2494万円(税込)。

本案件は、CABINETを構成する学習系ネットワークと校務系ネットワークおよびシステムのリニューアルが目的。すべての学校等拠点168カ所から各1~3Gbpsの専用回線(帯域保証型WAN)合計271本でIIJのデータセンターに接続したうえで、データセンターから300Gbpsの帯域保証型回線を経由しインターネットに接続するネットワーク環境を構築する。

教育情報ネットワーク「CABINET」の提供イメージ

教育情報ネットワーク「CABINET」の提供イメージ

また、学校等拠点への7700台以上のネットワーク機器や、提供サービスすべての運用保守とヘルプデスク設置等を行い、千葉市の学校現場において高度な情報教育を実現するICT環境を包括的に提供する。300Gbpsの帯域保障型インターネット接続サービスの提供は、IIJにおける単独団体向けの契約としては、ネットワーク事業者を除いて過去最大級となる。

初期プロジェクト期間は2023年10月~2024年12月。運用期間は2025年1月~2029年12月となっている。

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