データセンターNW向け標準技術「SPB」の相互運用検証が完了 ~アバイア、アルカテル・ルーセント、ファーウェイら

アバイア、アルカテル・ルーセント、ファーウェイ(華為技術)、Solana Networks、Spirent Communicationsの5社は2011年9月7日(カナダ時間)、IEEE802.1aq Shortest Path Bridging(SPB)の相互運用検証を完了したと発表した。

SPBとは、レイヤ2によるマルチパスを可能にする技術。複数の物理スイッチを仮想的に1台のスイッチとして扱うことで、データセンターネットワークの柔軟性や可用性の向上、広帯域化などを図る「イーサネットファブリック」の実現技術として注目されているものだ。同様の技術としてはIETFのTRILLなどがある。

今回の相互運用試験では、約200ノードと400以上のリンクで構成された大規模なマルチベンダーネットワーク環境を想定したシミュレーションを実施。コントロールプレーンの確立やLayer 2 Virtual Private Network(L2VPN)接続で高い相互運用が示されたという。共同で相互運用試験を行った5社は、これによりマルチベンダー環境でのSPB導入に向けた準備が整ったとしている。

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