バッファロー、Wi-Fi 6E対応ルーター・スマホ間の検証で平均スループット約1.3Gbpsを計測

バッファローは2023年6月20日、Wi-Fi 6E対応ルーター「AirStation WNR-5400XE6シリーズ」とサムスン電子ジャパンが製造・販売する最新規格Wi-Fi 6E対応スマートフォン「Galaxy S23」「Galaxy S23 Ultra」との動作確認を実施したと発表した。6GHz帯での通信測定の結果、無線LANスループット測定値ではダウンロードで約1.3Gbpsの通信を計測したという。

測定環境イメージ

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6GHz帯は、Wi-Fi 6Eとして新たに利用可能となった帯域。従来の2.4GHz帯や5GHz帯と異なり、一般環境における電波干渉が少なく、混雑の少ない通信が期待できる。Wi-Fi 6E対応ルーターと端末を組み合わせることで、よりストレスのない通信を実現させることが可能だ(参考記事:Wi-Fi 6Eの性能と注意点 新周波数で歴史的転換を迎える無線LAN|BUSINESS NETWORK)。

今回、実利用環境を想定し、Wi-Fi 6 5GHz帯で複数機器が通信している状況下(干渉あり)において、Wi-Fi 6E 6GHz帯を利用した通信がどの程度有効であるかを検証した。その結果、Wi-Fi 6 5GHz帯で干渉がある場合、ない場合と比較してスループットは約78%に低下したが、Wi-Fi 6E 6GHz帯においては約93%となり、ほとんど影響を受けずに通信することができることを確認したという。

無線LANスループット測定値

無線LANスループット測定値

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