熱センサーを活用した会議室管理サービス「RoomAI」 高千穂交易から発売

高千穂交易は2025年5月15日、熱センサーを用いて会議室の利用状況を可視化するクラウドサービス「RoomAI」の販売を開始した。同社が展開するスマートオフィスサービス「Cloom(クルーム)」の一環。

「RoomAI」ロゴ

オフィス回帰が進み、企業では会議室不足が問題となっている。同サービスでは、人の動きを熱で検知するAIワイヤレスIoTセンサー「Butlr(バトラー)」を利用し、会議室をモニタリング。Google WorkplaceやMicrosoft 365の共有カレンダーの予約どおりに使用されているかを分析し、使用されていない場合は自動で予約をキャンセル。会議室の効率的な運用につなげる。

RoomAIによる会議室利用状況分析とカレンダー連携

また、各会議室の利用人数を熱センサーが検知し、実際の使用状況を記録。記録したデータは、会議室のレイアウト変更や使用ルールの見直しの検討に活用できる。

各会議室の利用人数を熱センサーが検知し、実際の使用状況を記録。改善に役立てる

熱センサーで会議室の利用状況を把握するため、入室・退室時のタブレット等の操作が不要になることも利点だという。

初期費用は50万円から、年間利用費は9万円×センサー台数(ともに税込)。

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