ミークとオムロンは2024年10月22日、「MEEQ データプラットフォーム IoTストレージ」を活用した小売店内人流分析に関するPoCを開始したと発表した。
IoTサービスの開発では、サービスの簡易版を試作してPoCを行う工程が一般的だが、セキュリティルールに準拠した通信環境の構築が課題となるケースも多くある。ミークはこうした課題に対し、SIMによるコネクティビティからデータストレージまでを閉域ネットワークでセキュアに通信し、IoTストレージにデータを蓄積できる「MEEQ データプラットフォーム IoTストレージ」を提供している。
今回、両社はMEEQ データプラットフォーム IoTストレージを活用し、AIカメラを使って小売店に来店する顧客の移動経路や商品棚ごとの滞在時間を解析するソリューションのPoCを実施する。ミークは、AIカメラで取得し匿名化されたデータをセキュアにストレージに送信するために「MEEQ SIM」と「MEEQ 閉域ネットワーク」をあわせて提供し、PoCの円滑な実施を支援するという。