センスウェイは2024年9月17日、オプテージより、作業員安全管理支援ソリューション「みまもりWatch」事業を譲り受けると発表した。今月末にはすべての顧客を引き継ぐ予定だ。
みまもりWatchは、現場作業員の健康状態や作業環境をリアルタイムで監視し、異常発生時に迅速な対応を可能とするシステム。
このシステムは、ウェアラブルトラッカーを用いて作業員のバイタル情報や転倒情報を見える化し、関西電力病院 救急集中治療科 部長 端野琢哉医師の監修の基に、独自アルゴリズムによる熱中症の危険度を判定する機能を備え、さらにVPN接続における高いセキュリティを提供する。
これにより、様々な場での熱中症を予防し、一人作業や夜間作業時などの労働災害リスクについても大幅に低減することができる。
今回の事業譲受は、センスウェイが提供する既存の作業員安全管理支援ソリューション「ワーカーコネクト」にみまもりWatchを加えることで、顧客に対してより多様な選択肢と高付加価値なサービスを提供することを目的としている。ワーカーコネクトとみまもりWatchは、それぞれの強みを生かして相互補完し合うことで、顧客の多様なニーズに対応し、業務効率と安全性の向上を図るとのことだ。