KDDIが店舗開発ソリューション、位置情報等の活用でDX化を支援

KDDIが新たに提供開始する「KDDI Retail Data Consulting」は、KDDIが保有する位置情報やサービス利用情報と、店舗が保有する売上や会員情報などのデータを組み合わせることで、客観的データに基づいた候補地評価や売上予測を可能にするという。

KDDIは2024年8月20日に記者説明会を開催し、リテール向け店舗開発ソリューション「KDDI Retail Data Consulting」を提供開始すると発表した。

KDDI Retail Data Consultingは、KDDIの端末から取得したGPSや全国の基地局通信情報を基にした位置情報のほか、ニュースやエンタメコンテンツ、ECなどKDDIが提供するサービスの利用ログから99項目に整備した興味関心データと、店舗が保有する店舗売上や会員情報などを組み合わせて活用することで、店舗開発業務を支援するサービスだ。

KDDIが保有するデータと店舗が保有するデータを統合・分析・可視化する

KDDIが保有するデータと店舗が保有するデータを統合し、分析・可視化する

これまでKDDIは、端末のGPS位置情報や全国の基地局通信情報を活用した人流分析ソリューションを提供してきたが、そこにau payやスマートパスでの行動傾向から推定する興味関心傾向が加わることで、「店舗開発や売上予測など、従来できなかったことが可能になる」とKDDI 経営戦略本部 データマネジメント部長の山本隆広氏は語った。

興味関心データは全99項目を整備し、潜在ニーズの分析が可能だ

興味関心データは全99項目を整備し、潜在ニーズの分析が可能だ

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